掛川で、新茶の手摘みとお茶づくり体験
その日の天気や湿度、お茶の葉に残る水滴の状態などを注意深く見て行う茶摘み、思った以上にデリケートで真剣勝負な作業です。前日はあいにくの雨、朝早くから、お茶の葉の水滴が消えるのを見極めて作業開始、足下が少しぬかるんだ中、お茶の葉は朝の光に映えて、柔らかく様々な緑色のグラデーションを見せます。
摘む前からお茶の葉のほのかな香りを感じるほど、生のお茶の葉は想像以上にハーブのような香りの葉。生の茶葉のフレッシュな青い香り、そして蒸した茶葉の苦みの甘み。ほんの数時間前に収穫した葉っぱに、単純に蒸しただけの行程で、これだけの味や香りが詰まっていることに、あらためて感動の一日でした。
協力 丸山製茶「茶菓 きみくら」 http://www.kimikura.jp/