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丸山製茶が手掛けたお茶とお菓子の総合ショップ「茶菓 きみくら」が、掛川(静岡県)にオープンしました

昔も今も日本人の暮らしのなかにあるお茶、その深みも広がりも総合的に掘り下げていこうという、お茶メーカーならではの取組みの、企画、クリエーティブ&フードディレクションを担当させていただきました。
朝のめざめに、仕事の一服に、お菓子と共に、おもてなしに、食事の〆に、様々なシーンで茶葉を選び、入れるときの茶葉の薫り、入れる時間のゆとりを楽しむことを、つい日々の暮らしに取り紛れて忘れているのではないかと、この仕事とともに振り返る日々でした。ペットボトルのお茶は手軽で便利だけれど、丁寧に栽培し、深蒸しで薫り深い掛川のお茶の癒しは格別です。
店内は、スタッフが丁寧に入れたおすすめのお茶をいただきながら、ゆっくり選べる雰囲気です。

この「茶菓 きみくら」では、お茶メーカーならではの、上質な茶葉をふんだんに使ったオリジナルのお菓子や、お茶とともに楽しみたいお菓子を金沢や東京の銘菓から選んで販売しています。お菓子のレシピ提案や、銘菓のセレクト、販売方法やディスプレイなど、お茶とお菓子の時間が楽しくなるコーディネートを心掛けました。

店内にある茶寮では、モンドセレクション金賞受賞の「茶師名人」をはじめ、季節のおいしいお茶とお菓子をいただけます。

7月に新潟にオープンして既に話題の「古町糀製造所」の糀ドリンクも、ここ「茶菓 きみくら」で飲むことができます。(このブランドも、ドリンクのレシピから店舗デザインまでトータルプロデュースさせていただきました。)従来は進物に重宝されたお茶。今の時代に応えて、小振りのお茶缶や袋入りのバリエーションギフトやお茶とオリジナルのお菓子のギフトと、多彩に揃えています。書のモチーフをデザイン化したパッケージやお持ち帰りの袋は、グローバルな和テイストを感じるデザイン、現代の手みやげやギフトにも相応しい雰囲気を醸し出しています。新たなブランドづくりとしてこれらパッケージのデザインプロデュースも手掛けました。日常使いのお茶には、柔らかい雰囲気のイラストを使用、いずれも、お茶の風味やコクを、わかりやすい表にしてパッケージデザインに活かしています。お茶は、選ぶところから楽しみが始まります。

季節や、その土地土地の風物を楽しんできた日本人の暮らしをお茶を通じて見直し、古き佳き習慣と、新しい味の楽しみを、これからも引き続きコーディネートしてまいりたいと思います。今後の「茶菓 きみくら」に乞うご期待です。

 

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